生活の記録

中年の危機中。永遠のモラトリアム。日々模索中。栄養は酒。人生のテーマは自由。友達は本とラジオとテレビ。日常の記録を残したい。

休日

今やってるバイトの時給が低いので(図書館とテレアポ)さらにテレアポのバイトを増やした。
元のテレアポはアポ数で時給が決まり良いときは1500円いくがアポとれないと東京都最低賃金
はじめたのが去年の10月頃だったが入れ替わりが激しいためやや古株になり若干居心地の良さを感じるようになったが最低賃金じゃ図書館と掛け持ってる意味がない。
本来テレアポなんかやりたくないけど時給がよいので生活のためにやってる仕事。
とにかく稼がなくては。
なので出来高制ではなく固定給のテレアポを掛け持つことにした。

ところで時給よいということなら他にもコールセンター(受信)とか事務とかの仕事あるのでは?と普通思うだろうが、私は注意欠陥気味で電話しながら入力するとか平行作業が苦手、あと事務作業は見落としとかのミスする、のでたぶんクビになる。
となるとテレアポぐらいしかない。

ので都内某所で某商材のテレアポへ。
丁寧な研修を受けて本番。
アポとれたときの「ナイスアポ!」という謎の掛け声(バスケのナイスシュート的な?)。
アポ数少ないときの社員の謎の掛け声(聞き取れず)。中礼の時の意味不明な説教。
世間ではありがちな体育会系なノリなんだろうけど精神がバカな人間に蝕まれそうで耐えられない。
自分の中の子供の時から耐えられないポイントがあって、不条理、論理的でない、権威主義的、どなる、頭が悪い、等々。
そういう人を見ると殺意がわいてくるけどこんなくそみたいな人にも家族がいるんだな、と思って耐えた(共感百景のネタ)。

電話のかけ方は古典的でプッシュ式の電話でひたすらかける。
そしたらだんだん耳と腕が猛烈に痛くなってきた。
加えて喉も。
身体の苦痛は見事に精神も暗くするもので(口内炎の時痛感する)痛みと知らない人に囲まれてることと社員の掛け声とアポとれないプレッシャー諸々で、なぜここにいるのか?なぜこんなことしてるのか?なぜ生きてるのか?という哲学的問いが浮かび100億光年の孤独を感じつつ太陽光発電を売り込む。鬱病一歩手前の精神状態で帰宅。
次の日布団のなかで一時間葛藤した結果、喉が痛いので休みます、と電話したら「どうぞ」と言われて切られた。
一万円と引き換えに得られた休日。
罪悪感で楽しめない予感がしたが、二度寝してラジオ聴きながら掃除して昼寝してスーパー行ってテレビみてご飯食べて本読んだら人間らしい気持ちが戻ってきた。


という久々に丸一日休んだ話。