生活の記録

中年の危機中。永遠のモラトリアム。日々模索中。栄養は酒。人生のテーマは自由。友達は本とラジオとテレビ。日常の記録を残したい。

演劇とか

日記に書くこともない程普通の日々が続いていたけど、今日は胸がいっぱいでスマホでネット巡回とかしても神経が和らがないので久々に書いてみる。


今日は舞台を見に行った。
何の舞台かはネタバレ(ネタというかストーリー把握できなかったからネタバレになりようがないけど)一応伏せておく。
目当ては星野源で、まあ有名な劇団の舞台でチケットの入手が困難らしいがなぜかあっさり当選してしまった。


演劇を見たことがほとんどなく前にも書いたが、映像を理解する力(?)が乏しいため事前にあらすじを知っておきたかったがネットを調べても一切公開されていないようだった。
が、有名劇団で何となく雰囲気は把握してるし松尾スズキのエッセイが好きなので(と書いてる時点で何の舞台かわかる人にはわかるだろうが。。。)大丈夫だろうと思った。
前回の「死神の浮力」の本多劇場ぐらいの規模を想像していたがいく直前に調べたらめちゃくちゃでかい所だった。
しかも自分の席は二階席。
二月の星野源のライブのために買ったオペラグラスを持っていくことにした。


行く途中暑くて気持ち悪くなった。
有名なTBSのビルが見えた。
ミーハーなのでワクワクした。
恥ずかしいので写真は撮らなかった。


席は武道館のときぐらい舞台から遠かった。
客層はやっぱり何となく自分と同じにおいがする30代~40代の地味な女性が多かった。
あとはおしゃれな若者。


渡されたパンフレットにも一切あらすじめいたものは書かれていなかった。。。
で、始まった。


ストーリーがさっぱりわからない。
ついていけてない。
役名と顔が一致しない。
星野源の顔はオペラグラスで把握できた。
こんなに難しいストーリーみんな把握できるのか??と思ったけど要所要所で観客の笑い声が起きている。
集中力が途切れて飽きてしまった。。。


25分の休憩になった。
隣の席の人にこれまでのあらすじを聞きたいぐらいだった。
スマホでまたあらすじを調べようとしたが出てこなかった。


わからないまま第二幕が始まった。
時間は半分切ったのに何もわからないままどんどん話は進んでいく。
星野源の出番が多くなってきたのでオペラグラスを活用。でも星野源の出番の度にオペラグラスを使ってたら目的がバレバレなので他の出演者の時もオペラグラスを使ってみたり。
せっかくだから宮藤○九郎とか阿部サダ○とかアップで見てみた。


こんだけ待望の舞台、チケット代高かったしすごい人気(らしい)のに。。。
ああ、でも生星野源がこんなに近い(オペラグラスの力で)。


ラストは星野源が歌った!
感動。
来てよかった。
歌詞の意味と劇のつながりがわかってないけど。


最後の出演者紹介で松尾スズキだと思って見ていた人が松尾スズキではなかったことがわかった。
松尾スズキ太ったな。。。と思って見てたんだけど別人だった。


星野源の素敵さでまた胸がいっぱいになって帰宅。
何か良いものを見た後の胸がいっぱいというのは自分の場合、幸せというよりはお腹いっぱいに近いような落ち着かなくて苦しい気持ちになる。実際に食欲が落ちる。
違う世界に半分入ってしまって現実の虚しさが際立つ感じ。


あらすじわかったらもっと面白かっただろうな。
もったいない。
あの劇を見た(これから見る)人で自分みたいに意味がわからなかった人って何%なんだろう。。。


星野源で頭がいっぱいで眠気がこない。